筆者がかつて所属していた商社のように、100年も前からアジアでビジネスを行い、
日本の貿易史の一部を書き残してきた企業もあるが、
一般的に日本企業は60年代から、とりわけ80年代中盤以後にグローバル展開を加速し、
アジアビジネスへの取り組みを深めてきたのである。
そんななかで、従来の欧米を中心とした経営の理論や応用研究の
アジアでの適用のあり方が課題として浮び上り、
アジアでの経営、アジア発グローバル経営に必要な情報や知識、
また、アジアを含むグローバル経営に対応できる専門人材に対する要望が高まってきたため、関連専門研究と教育が盛んになってきたのである。
杉田俊明研究室は90年代から、
日本の大学教育の中で最も早くこの専門領域での研究と教育を
担当してきた研究室の一つである。
杉田俊明研究室のホームページ
http://toshi-sugita.o.oo7.jp/menu-japanese.htm
googleで「杉田俊明研究室」を検索すると、一番目に表示されます。